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十蘭草堂

未来をひらく福沢諭吉展

二月二四日に上野、東京国立博物館の表慶館で開催されている、未来をひらく福沢諭吉展に行って参りました。彼の創設した慶應義塾大学は去年創立一五〇周年を迎えたのだそうで、かなり大々的な展示でしたね。福沢諭吉の遺品から直筆原稿、息子の迷子札に至るまでの本人に関わる品や慶應義塾にまつわる展示に加え、彼の教えを受け、社会的に成功したOBが収集した美術品も展示されていました。
私個人はといいますと、福沢諭吉は好きな思想家の一人ですね。その著作をぱらぱらめくってみますと、今でも普通に通用することがたくさん書いてあるのが分かります。「学問のすゝめ」などは万人必読の著作ではないかと思います。ただ、お土産コーナーで見かけたのですが、読みやすい明治文語文であるにもかかわらず、現代語訳が出版されているのはいかがなものかと思いましたが。本人の文章と対面できるという点においては岩波文庫版がおすすめです。
展示のことに話を戻しましょう。OBが集めた美術品が展示されており、そこで彼らのプロフィールも説明がされています。そのメンツの社会的地位たるや凄まじいものがあります。三井、三菱の重役やら阪急の重役で宝塚少女歌劇団の創設者であるとか。あるいは九州から東北までを股にかけ、電力王と称された男とか。この人脈はどう考えてもおかしいです。お金も有り余っていたみたいで、光悦や長次郎の茶碗など、特に茶道の道具に関してはなかなか見所のある展示となっていました。ピカソ展などとは異なり、さほど混んでいるわけでもない上、結構面白いのでおすすめであります。

追記―その後アメ横、秋葉原といういつもの流れとなり、私もアメ横の芳屋で買い物をしました。いつもの如く紅茶を購入したのですが、ちょっとした勘違いがありました。マリアージュの「オペラ」を買ったのですが、実はあれは紅茶ではなかった。完全な思い込みだったのですが、開けてみたら緑色の葉っぱをしたハーブティーでした。しかし、ものは試しと飲んでみるとこれが実に美味。嬉しい誤算でありました。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/02/25(水) 21:29:06|
  2. 美術館・博物館
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プロフィール

挫折亭十蘭

Author:挫折亭十蘭
文学部の書生、世を捨てて、仮想世界に庵を建てる。
芸術を愛で、読書したり、廃墟に行ってみたり。

なお、廃墟への交通手段、侵入方法等の質問に関しては、お答えできかねます。

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