行ってから多少時間が空いてしまいましたが、書くことにします。火曜日に上野、東京国立博物館の平成館で同時開催されている展示を見てきました。
伊勢神宮に関しては、秋に旅行を計画していたので、ちょうど良かったです。一度はお伊勢参りをしてみたいのですよ。展示の中身はと言いますと、半分外れですね。前半は文献資料や、国宝級の発掘物が展示されていて、機織り機のミニチュアなんかは感動ものだったのですが、後半になると、古くて昭和四年くらい、新しいものになると七〇年代に入ってからのものがならび、面白さが半減してしまいました。神像も仏像と比較すると、イマイチ造形美に欠ける印象でした。
一方、染付けの展示。伊勢神宮と何の関係もないような気がするんですが。こっちはなかなか好みの展示でした。景徳鎮に代表される中国のものから日本、朝鮮。果てはベトナムに至るまでの染付けが一堂に会しています。これらをみていると、日本人の美的感覚に対する「間」の重要さを改めて認識できます。一般的に日本人はゴチャゴチャッとした模様は好まないみたいですね。
伊勢神宮の方はイマイチでしたが、染付はおすすめですね。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2009/08/27(木) 11:27:09|
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