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十蘭草堂

トリノ・エジプト展、古代ローマ帝国の遺産

昨日、上野に行って、上記二つの展示を見てきました。まずはトリノ・エジプト展の感想から。東京都美術館で開催。
展示期間が十月四日までなので、正直あまり時間は残されていません。その上、連休の最後の日。これで混雑しない方がおかしいわけで、開館時間より少し前に上野に行きました。しかし、私の想定は甘かったようです。開館時間九時なのにもう混雑。人大杉。ゆったりとはみれませんね。展示品はエジプトだけあって、石棺の蓋や、棺、神像など大きめのものが主流。混雑していても、何とか見ていける感じです。レリーフなども、状態の良いものが揃っているようでした。おすすめ、まだ行ってないなら、お早めに。
この展示を見終わって大体十時半。昼食を摂るにはまだ早いので、もう一つの展示をハシゴします。
古代ローマ帝国の遺産、国立西洋美術館で十二月十三日まで開催されています。会場入ってすぐの所に、アウグストゥスの石像等、素晴らしい彫刻が展示されています。エジプト文明の展示を見てきたあとだと、違いが鮮明ですね。ローマの方は全体として立体的です。石像の他には、ポンペイで発掘されたフレスコ画やモザイクが展示されていました。ただ、金貨の展示は、一つ一つが小さすぎて、ガラス越しに見てもよく分かりませんでした。ルーペとかをおいてくれるとありがたいのですが。あと、これは根本的なことかもしれませんが、トリノ・エジプト展と比べると、展示品の数が少なく、説明も不親切な印象を受けました。音声ガイドを借りろって?あれは姑息なのできらいです。

その後はアメ横、秋葉原へ徒歩で移動。ヨドバシで、ワルターのブラームス四番をかけたら、ノイズがたくさん出て、ショックでした。自分の環境だと、そんなことはないんですが。高品質にCDを読み取るからって、余計なものまで引っ張り出さないでほしいもんです。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/09/24(木) 14:06:50|
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プロフィール

挫折亭十蘭

Author:挫折亭十蘭
文学部の書生、世を捨てて、仮想世界に庵を建てる。
芸術を愛で、読書したり、廃墟に行ってみたり。

なお、廃墟への交通手段、侵入方法等の質問に関しては、お答えできかねます。

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