きもの星野特集も今回で最終回とします。また、折に触れて言及することはあるかも知れませんが。
私は心霊をほとんど信じない人間なのですが、廃墟で人形に出会うと正直あまりいい気持ちはしません。奥多摩の「めいじや食堂」でも押し入れの奥にコリーのぬいぐるみがあったりで少なからず嫌な気持ちはしたものですが、今回は着物屋と云うだけあって、日本人形が多いです。廃墟の中の日本人形を見ると、何となく横溝正史の推理小説を思い出しますね。というわけで、まずは日本人形から写真をアップしていきたいと思います。

二階に上がってすぐのところで見かけたやつです。DQNによって硝子ケースは粉砕されていましたが、中身は無事だったみたいです。霊感とか何かそういった感慨はないですねぇ。単に着物を着た人形でしょうとしか云いようがない。

ぴっかぴかの新品同様です。「寿」と書かれた箱に入っていたものを引っ張り出して撮影しています。箱が埃などから守ってくれたみたいですね。撮影して箱に戻しました。別にそこら辺で売っている人形と大差ありませんね。ただ置かれている状況が異なるだけです。

たしか一階に置かれていた人形です。服装が他のと何か違う気がします。沖縄の民族衣装にも見えますが、こういうことにはあまり詳しくないので断定は避けたいと思います。ケースに守られて、比較的良好な状態にあるみたいです。
この三つの人形に関してはそれほど思うこともなく、はい、そうですか、くらいのものだったのですが、二階にあったもう一つの人形は正直気持ち悪かったです。そしてそれは日本人形ではなく西洋人形(?)です。不気味、且つ突っ込みどころ満載。
あなた、目が死んでますよ。生気がないというか、生きてる人間を模した目ではないですね。他の人形と比較するとよく分るのではないでしょうか。
あともう一つ突っ込みたいのは鼻です。
西洋人こんなに鼻低くないってば。鼻がホンのちょこっと出っ張ってるだけなんで、顔全体がのっぺりした感じになり、一層不気味になってしまっています。
どっかのサイトでこの人形にかなりの念がこもっていると書かれていましたが、はっきり言ってしまえば単に出来が悪いだけのような気がします。ただ、はじめは綺麗だったであろう顔が埃で黒く汚れてしまっている様子は、若干忍びなかったですかね。
しかし、まあ、心霊スポットになるのも頷ける物件ではありました。今度はどこに行きますかね?まあ、色々と考えておきます。十蘭草堂廃墟シリーズは今後も不定期で続けていくつもりであります。大学始まると時間がありませんから、しばらく間が開くかも知れませんが。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記
- 2008/09/10(水) 11:47:20|
- 廃墟
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| コメント:2
はじめまして☆
うぅぅん!
実に興味深い物件ですねぇ。
以前から廃墟に興味がありまして、この物件は「廃墟の歩き方2」で読みました。
ほんとうに素敵ですね。
特に子供部屋が、、、
- 2009/03/04(水) 21:49:02 |
- URL |
- イクスカ #C7GJ5hVw
- [ 編集]